パンを切る用の包丁を使ったことがありますか?ギザギザの刃の包丁ですね。今は切って売られているパンがたくさんありますから、もしかしたら使ったことのない人は多いかもしれません。
では、無くても良いのかと言えばそうでもないです。パン屋さんには大きいサイズのパンもたくさん売られています。
大きな食パンを自分で切り分けて使うと、普通に切れている食パンを買うよりもお得なことも多いです。
さらに切り分ける前のパンは日持ちがしやすいです。空気に触れている面積が少ない分、劣化が進みにくいです。それに切りたてのパンは香ばしさがあって美味しいですよ。
でもちょっと待ってください。パン切り包丁を使ったことがないのにいきなり食パンを切って食べるといつもの味とは違うパンになってしまうかもしれません。
パンを切るときは手で押さえつけない
押さえつけようとして力を出すのはダメです。せっかくのふわふわな食パンが潰れてしまいます。
ふわふわした食感とパンの間に含まれる空気も美味しさの一つなので切るときに潰さないように気をつけます。
切るときにパンがずれないように食パンの上と側面にそっと添えるくらい。パンが2、3mm沈み込む以上の力は入れないようにします。
包丁は真っ直ぐにして切る
包丁は常にまっすぐに。ゆっくりノコギリのような動きで真下に包丁を落として行くイメージで切っていきます。手首を斜め前に進めては後ろに引く動きでそっと包丁を入れていきます。
特に食パンは包丁を真っ直ぐに入れないと厚みがおかしい食パンになります。食感がまばらになって美味しくないです。
慣れないうちは少し切っては横から見て包丁が斜めになっていないか確かめることをおすすめします。
サンドイッチ用の厚さに切ったものです。
最初のうちは切り損じが出るので必要な枚数より多めにパンを買うと良いです。
硬めのパンの方が切りやすい
真剣にやって力が入りすぎてしまう人はライ麦パンのようなハード系のパンで練習しましょう。
パン生地が強いので多少、手で潰してしまっても大丈夫。ぺちゃんこになりにくいです。
食パンやふわふわ系のパンを切ったら空気が抜けて潰れてしまった人はハード系のパンでうまく切れるようになってから再挑戦してみてください。
サンドイッチを作るときに便利です。好きな厚さで食べるパンは美味しいですよ。
切り終わったら、冷凍保存で長持ち
スーパーで安い食パンが売っていたら、買っておいてまとめて保存しておくとお得にパンが食べられます。朝ごはんは食パン派な方には特におすすめです!