2022/05/19
階段を上った時やたくさん歩いた後、重たいものを長時間運んだ後、立ちっぱなしの仕事が続いた後など足がパンパンになったり重たくなったりしていませんか?そんな状態でヘトヘトになって家へ帰って眠っても次の日もまだ足に違和感が残っている……そんな経験はありますか?
いつまでも足が張っていたり、重たいのは嫌だし、マッサージとかに行けばよいのかもしれないけど時間やお金をそれほどかけたくない……そんな方はお家で軽く自分ケアをしてみてはいかがでしょうか?
本を片手に何個もあるツボを押したり、やる気も無くしてしまいそうな柔軟体操は一切ありません。複雑な動作は一切ないので試しにどうぞ見ていってくださいね。
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あった方が良いもの
蒸しタオル 可能であれば温めた方が良いですがもう動きたくなかったり、出先だったりしたら無くたってOKです。半分くらいは効果が出ます。
ホホバオイル+お好きなアロマオイル あった方が良い利点はオイル自体に血行促進効果があることと、擦るときに力を入れすぎて肌を摩擦で傷つけるのを防げることです。キャリアオイルなら何でもOKです。
アロマオイルは冷えや血流障害を感じている場合は症状に合わせて用いるとより満足する効果が得やすいことと、ついでに香りで良い気分になるのでおすすめなだけです。無理をして用意する必要はありません。
パンパンしたふくらはぎをケア
丁寧にやる場合は最初に蒸しタオルで足を包んで温めます。足がパンパンになって痛い場合は急に血流を良くすると一時的ですが余計に痛くなるので、いきなり温めずに軽く①と②のように足を10秒程度擦ってから蒸しタオルで温めてください。
足がパンパンなだけだったり、重くてだるいだけの場合は温めてから擦った方が擦る作業が少なくて済みます。
そのうちにパンパンに張っている足やカチカチに硬かった足が少し柔らかさを取り戻してくると思います。足が少し軽くなったと感じる人もいるでしょう。それを確認できたら、次へ行きます。
足先の方に溜まったものを上へ戻す
ある程度足の循環機能が戻ってきたのでほんのり足が温かくなったり、張りが楽になっていることでしょう。しかし、ものすごく疲労している足の場合はまだ違和感が残っていることでしょう。
時間経過でその違和感も減るとは思いますが残っている血液や水分などを上へ送り返すのを手伝ってあげると回復が早くなります。
足に跡が付くくらいの力は入れないでください。軽く握って手のひらに硬い筋肉や骨っぽいものがコツンと当たったなと感じたらそこで握力をかけるのを止めてください。
足首からひざあたりまでお肉が付いてプニプニなところを下から上へ順番にギュっギュっと握っていきます。
各場所、3回程度で良いと思います。たくさんしても悪いということは無いです。好きなだけどうぞ。
もし、軽く握った程度で痛みを感じるようでしたら、重度のむくみでまだパンパンになっているので過度な圧迫を避けるために③の動作はしない方が良いです。黙っていて痛みがないのであれば蒸しタオルで温めて休養をとることをおすすめします。
万が一、黙っていても痛い場合は足が炎症を起こしている可能性があります。その場合はこのケアの方法はあまり向いていません。
痛みが強くなる可能性があるので温めたり揉んだりはしない方が良いです。やさしく擦るだけにとどめておいてください。
これだけでも疲れた足が楽になります。蒸しタオル、キャリアオイル、アロマオイルを省略して手だけでケアをすると5分以内です。それらの道具を使うとエステっぽくて気持ちが良いです。丁寧にケアしても慣れれば20分くらいでできます。
服の上からで問題ないので、ちょっと疲れた時に実行できるのが利点です。うまく活用してみてください。
大抵の人で起こるであろう効果
足が軽くなる
溜まった老廃物が流れていくので足にある分が減るからですね。その分が軽くなるのと、擦ると緊張した筋肉がほぐれます。筋肉が緩むと副交感神経の関係で休養がとりやすくなるので疲労が取れる速度が上がります。それで動きやすくなります。
足が細くなる
足にいろいろと溜まって張っているのですから想像しやすいですが、老廃物が処理されていくのでその分が減ります。
足先の冷えが和らぐ
途中の膝やふくらはぎ辺りの血行が良くなるのでその分温かくなります。寝るときに足先が冷えて痛む方は寝る前にすると症状が楽になると思います。