体臭の種類と病気のサイン

体臭とは体質や加齢で悪くなると思われがちですが、単なる老化現象ではなく体からのSOSサインの可能性があることをみなさんはご存知でしょうか？

海外では既に病気ごとに特定の臭いがその人から出ているということが明らかになっているようです。驚くことに個人の体質や特徴に関係無く、同じ病気の人たちからは共通して同じ体臭がしたそうです。

体臭は気になってなっているけど病気の症状は出ていないし……気のせいだろうと放置したり、とりあえず消臭剤を使ってごまかすのはおすすめしません。

なぜなら未病という言葉が古くからありまして……

病院の検査で異常が認められなかったとしても、こうした自覚症状があるということがすでに未病の状態です。未病の症状は人によってさまざま。少しでも調子がよくないと感じたら、それは未病の始まりなのです。

養命酒　未病とは

要するに、未病の状態のまま放っておくといずれ病気になってしまうということです。臭いが病気の前兆なら早めに気づいた方が良いに決まっています。

病気が臭いを発する理由

人々が病気になったとき 、彼らの免疫システムが過剰に動いているので、彼らは異なる香りを  分泌します。これは通常、口臭、臭い尿、および汗を介して放出されます。

Med　Expressより引用

生物は毛穴や吐息を中心に代謝活動で臭いを出し続けています。そのうち臭いが濃くなって私たちの鼻にも感知ができるようになるのでしょう。

しかし、なぜ病気の人々がそもそも違う香りをするのでしょうか。重要なのは、私たちの体は絶えず揮発性物質を大気中に放出しているということです。それらは私たちの息で運ばれ、文字通りあらゆる毛穴から滲み出ています

中略

コレラ：甘い香りの糞

肺炎：悪臭

フェニルケトン尿症：汗と尿

ヒ素中毒：ガーリックな体臭

糖尿病：フルーティーな尿と息

壊血病：腐敗汗

JOURNAL OF BIOCHEMISTRY、第150巻、第3号、2011年9月1日、257ページから266ページ

誰かが病気になったら匂いがするより引用

体の不快な臭い（臭汗症）は、個人の衛生状態が悪いことが原因である可能性がありますが、口臭はしばしば根本的な健康問題のシグナルです。そのような呼吸はしばしば、感染した歯または歯茎、コーティングされた舌または口の乾燥の結果として口から生じる。

お風呂に入ってもなんか臭う……と感じたらオーラルケアをして口の中を清潔にした方が良さそうです。

個人的にはうがいがおすすめです。

ティーツリーの手作りうがい液で口臭対策する方法

また、ティーツリーとクリームやオイルを混ぜたものを指につけて歯茎マッサージをして、むくんでいる歯茎をケアするのもおすすめです。

そういえばガンを嗅ぎ分ける犬がいるなんていう話も聞いたことがあります。病気の臭いを感知する機械も開発されているそうなので今よりも健康診断が楽になる未来もくるかもしれません。

もし、心当たりのある体臭が自分にあったら早く気付いてあげてください。早めに対処したほうが問題も小さくて済むはずです。

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