2022/05/19

かんきつ類と言えばさわやかでフレッシュな香りのイメージがありますね。良いにおいがするーとミカンやオレンジの香りを嗅いだ経験はありますか?
ただ良い香りだなと思うだけでなく、それ以上にあなたの体の中では良い健康効果が起こっているかもしれません。
柑橘類の
香りの主成分はリモネンという物質であり,リモネン以外の香り成分が香りの違いを作っている
ことが分かった。
香りの化学 ~柑橘類の種類および含有部位の違いによる香り成分変化の検討~より引用
柑橘系の中に含まれている主な成分はリモネンなので今回はリモネンの良い効果について注目していきます。
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疲労が軽減する
嗅いだ後では感じる疲労が減少するようです。疲れを感じたら、嗅ぐだけで良いので生活に取り入れやすいです。
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意欲がわく
ドーパミンがたくさん発生するようです。簡単に説明するとそれで元気になったり、やる気が出る仕組みです。
ドーパミンは神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体です。
簡単に言うとすると、「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」、「運動調節に関連する」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。
脳内伝達物質の一種であまりにも不足すると認知症になるそうなので嗅いでおくと認知症の予防にもなって一石二鳥ですね。
オレンジの香りを嗅ぐと元気が出る感じがするのは気のせいではなかったのです!
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脳の働きをよくする食べ物― 柑橘香気成分の脳神経機能と抗ストレス効果機構の解明 ―
抗ガン作用がある
ストレスでは発がん因子とされるc-Junやc―Mycが過剰発現するが、リモ ネンはこれを抑える。
中略
さらに、リモネンは細胞不死化に繋がるBaxの低下とBCL-XLを下げ、アポトーシスを促し、がん細胞を破壊する。また、細胞周期をGO/GI で停止させる。これもがんの発生を防ぐ。さらに、がん抑制の働きを持つp53 の発現を高める。がんが転移するには細胞の接着性が下がる必要がある。リモネンは、細胞間の Gapjunctional コミュニケーション複合体を増す。これは、がんの転移を防ぐ効果があることを意味する。
「オレンジオイルとリモネンオイルによる p38 経路を介した PC12m3 細胞の分化」より引用
専門的なことまでは分かりませんが、要するにがん細胞が増えたり、転移しにくくなるようですね!
日ごろから柑橘類の香りを楽しんでおいて手軽にガンを予防してみましょう。
リラックスする
香りのあるレモン果汁を飲んだときに、リラックス時に出現するα波がより多く出ていました。特に30分以降に影響が出ていたことから、香り成分が体内に吸収されてから変化が起こったと推測されました。
ゆず湯とかでほっこりした気分になるのはこの理由からでしょうか。
ストレスを減らせる
肉体的または精神的ストレスを加えると、血中のコルチコステロンというホルモンが増加しますが、テルピネンやリモネンといった香気成分をストレス暴露の4~5時間前に腹腔内に投与すると、コルチコステロンの増加が有意に抑えられました。
オレンジやレモンが対ストレスへの心強い味方になってくれそうです。緊張した時や仕事の休憩中に嗅ぐと効果的ですね。
これだけの良い効果があるのですから、柑橘類の香りを嗅いでおいて損は無いですね!
香りに含まれるリモネンでOKなのでミカンやオレンジを食べるのは無理でもアロマオイルを利用すればよいのです。もちろん柑橘系の果物の皮の香りだけ嗅いでいても大丈夫ですよ。