ハンバーグを作っても思ったような食感にならなくて困ったことはありませんか?食感をよくする有名な方法として豆腐を入れる方法があります。
入れるだけで効果があるので便利ですが豆腐の味が苦手な人や大豆を食べられない人もいます。そんな場合はハンバーグに入れる卵をメレンゲにしてみてはどうでしょうか?
メレンゲが膨らむ力でケーキだけでなくハンバーグもふわふわの美味しい食感にすることができます。
メレンゲで膨らむハンバーグの作り方
卵は卵黄と卵白に分けます。
卵白を泡立ててメレンゲを作ります。私は砂糖の代わりに塩を入れています。メレンゲに砂糖を使う時よりは泡立ちにくいですがスポンジケーキほど膨らむことは求めていないので問題はありません。
砂糖を入れすぎて甘いハンバーグにならないように注意。
お菓子に使用するときのメレンゲみたいにツノが立つまで頑張らなくても大丈夫です。メレンゲはへたらないように冷蔵庫で保管しておきます。
ひき肉に卵黄と塩、コショウ、風味付けでタイム、オレガノも入れて混ぜます。
入れた調味料が全体に馴染むくらいに混ぜます。
最後にメレンゲを入れます。上から潰さないように混ぜるとメレンゲが潰れにくいです。
メレンゲを入れた後のハンバーグの種です。水っぽい生地で扱いにくい場合は米粉を大さじ2、3杯、様子を見ながら入れると良いです。
普通に焼いても良いですが、あっさりした味にしたい場合はクッキングシートを使って焼くと油を引かないで焼くことができます。
出来上がったハンバーグの断面はこのように均等に空気が含まれてふわっとします。
メレンゲを入れたハンバーグなら、油を入れなくてもふわふわになるので脂質制限があってもハンバーグが食べやすいです。
他につなぎを入れなくても良いので柔くてお肉の味が濃いハンバーグが作れます。
また、ひき肉を混ぜるときにうまく空気を入れることができなくてもメレンゲが頑張って膨らんでくれます。
メレンゲが肉団子っぽくなることを防いでくれるのです。
ロコモコ丼にしても美味しいですよ。
メレンゲハンバーグの材料
- ひき肉 300gくらい
- 卵1こ
- 塩、コショウ 小さじ2、小さじ1
- 米粉 大さじ2杯
- タイム、オレガノ 合計で小さじ1くらい
- クローブ、セージを入れても美味しいです。 小さじ2分の1程度
これだけ材料が少なくてもおいしく作れるのが便利です。ハンバーグのソースを作る時間がないときは和風ドレッシングをかけても意外と美味しかったです。
お湯と混ぜるだけのハンバーグソースもどき
フライパンで煮詰めてハンバーグソースを作るのが手間に感じる時もあります。そんな時用です。
材料
- ケチャップ 大さじ1
- とんかつ用ソース 大さじ1
- (鶏がらスープの素小さじ2杯) 入れない場合は塩を気持ち多めに入れます。
- 塩 小さじ1
- お湯 25cc
材料をお湯に溶かして混ぜます。出来上がった液体をそのままハンバーグソースの代わりにかけて食べます。意外とおいしいです。
野菜用の和風ドレッシングをかけても和風ハンバーグっぽくなっておいしいです。