2022/05/19
それでは今回は、前回の全身を温めるアロマ蒸しタオルの作り方で紹介しました蒸しタオルをあてる場所のおすすめを紹介します。
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血行促進&むくみに効果的な蒸しタオルポイント
目にあてると疲れ目に良い
目をたくさん使用すると眼の周りの筋肉が硬直します。その硬直した筋肉がうまく動かなくなることで、目が疲れたという症状が出ます。また、かすれ目は目の乾燥なのでその乾燥も蒸しタオルの水蒸気で潤すことができます。
そして目の周りの血行が良くなるので、重たく感じている目が軽くなります。1日の目の疲れを取るために寝る前、または朝、寝起きにするとすっきりします。
鎖骨を蒸しタオルで温めて肩こりを楽にする
鎖骨のまわりに蒸しタオルを当てると、首と肩の周辺が温まります。ここを温めるのは単純に心地が良いです。
肩こりからくる頭痛にも良いし、鎖骨が温まると滞っていたリンパ液も流れやすくなるので免疫力の強化にも役立ちます。
顔にあてると肌色がよくなる
顔の色が暗い、頰が硬くなるなど顔が冷えているときに蒸しタオルをすると、顔色が良くなって顔の輪郭が綺麗になります。
アゴのラインはむくみやすいので寒い日やクーラーの効いている場所にいた後は特に効果が出やすいです。
また、お肌の調子が良くないときには顔を温めた後にクリームなどの肌をケアするものを塗ると、よく肌になじんでくれます。皮膚が温まって毛穴が開くからですね。
耳にあてると気だるさ軽減に
耳にはたくさんのツボが集まっているので蒸しタオルで包むようにして揉むと気持ちが良いです。原因の分からないだるさや不調に効く気がします。調子が出ないときにお試しあれ。
首や肩にあてると肩こり、頭痛が楽になる
ここを温めると、肩こりや頭痛に効果が高いです。
特に側頭部が痛い人は首の後ろの頭との境目に蒸しタオルをあててみてください。たいていの頭痛の原因になっている首の硬さが和らぐと思います。ほんとうにデスクワークの後は首や肩がひどく固まっているので疲労軽減になります。首の付け根までしっかり温めると良いです。ちょうどうなじの髪の毛が少しはえているところです。疲れがひどい時は2、3回くり返し温めてください。
肩甲骨にあてると背中が温まる
肩甲骨は肩を構成している部分の一つですが、ここは個別に温めることをおすすめします。
実際に温めてみるとわかりやすいと思いますが、肩甲骨を温めると背中全体が温かくなります。そして体の重たさが改善されます。効果の理由は恐らく、肩甲骨の近くをたくさんの血管が通っていたはずなのでそこを温めると体の広範囲を温めることができるからではないでしょうか。
二の腕にあてるのは寒いときに体が温まる
冷えを感じる、主に寒がりの人におすすめします。全身が暖かくなる感じがします。やはりこの部分も太い血管が通っているからでしょう。リラクゼーション効果が高いと思います。
手首にあてると手の動作がしやすくなる
細かい手の動作(物をつまんだり、つかんでひねるなど)がしにくい人や、指先が寒い人は試してみると良いでしょう。手首を温めながら、手や指のツボを押すとより効果的です。手首を温めると手が軽くなると思います。ついでに手も一緒に蒸しタオルで包みながら揉んでおきましょう。
脇にあてるとアロマオイルの吸収率が良い
脇にはリンパ腺の大きな流れがあるので、ここにアロマオイルを付けた蒸しタオルをあてると蒸気の中に溶け込んだアロマオイルの成分が脇のリンパ腺の入り口から体内にまわりやすいです。よって効果的にアロマオイルの恩恵を得やすいです。汗や脇の臭いが気になる時にも良い対策になります。
下腹部にあてると腸が温まる
腹痛、生理痛、便秘気味な症状が楽になります。理由は冷えて動きづらくなっている腸の運動を助けることができるからだと思います。お腹が痛いときはとりあえず蒸しタオルで温めてみてください。
股関節にあてて下半身の血流改善
ここは胴体と脚の接続部分であり、多くの筋肉や血管の集合地点になります。なので股関節に何か問題が起こると脚やひざに影響が出ます。そのような影響が出ている方は試してみてください。
下半身、主に脚が冷えやすい方にもおすすめします。
腰や太ももを温めて全体の血行促進を促進する
まず、腰を通る血管は太いので温かさを感じやすいので気持ちが良いです。特に腰に負担をかけることが多い方は(曲げたり伸ばしたりする回数が多い方や、中腰の時間が長い場合)かなり心地が良いと感じるはずなので、1日の終わりに温めるなど、普段の生活に取り入れてみてください。
ふくらはぎにあてると脚のむくみ改善
脚が重い、むくんでいる人はここを温めると症状が楽になると思います。
この部分は体の中心部から足の先まで送られてきた血液や体液を再び上の方へと送り返すときに動く筋肉があるのですが、むくみの症状がひどい方はふくらはぎを含んだその筋肉の部分が硬くなっていて、動きが悪くなっています。
それが原因で血液や体液を上へ送り返す力が足りなくなります。そして水分が脚にたまり、脚を圧迫して痛みや不具合になるのです。
ふくらはぎを蒸しタオルで温めると、その筋肉が動きやすい状態に戻ることを手助けできます。
足首にあてると足先まで温かい
足首をぐるっと一回転するように蒸しタオルで包んで温めましょう。すると足先まで温かくなってくると思います。
足先が冷えるという方は多くの場合、足首が硬くなっていて足先まで血液が届きにくくなっています。足湯よりも短い時間でできるので手軽ですよ。
蒸しタオルは血管の太い部分に当てると血流に良い
細かいことを覚えたくない方は、太い血管の近くを温めると良いということだけ覚えておいてください。
結局、体のどの部分を温めても良いのですが血流を改善するためには太い血管を温める方がより効率的だからです。
冷えは万病のもとという言葉からも、体を温めておけばたいていの不調は改善します。その点では蒸しタオルはとても便利な健康法です。
カイロや暖房器具ではなく蒸しタオルをおすすめする理由と簡単なアロマ蒸しタオルの作り方。