2022/05/19
ピカタという料理をご存知でしょうか?いろんなレシピを見ましたが、鶏肉に小麦粉や塩コショウをまぶした物に卵を絡ませて焼く料理のようです。衣の味付けにはチーズやカレー味のものを見かけましたが、今回はハーブと塩で味付けしてみました。良い香りでおいしかったです。
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材料
- 鶏肉1枚分(今回は胸肉にしました)多分200~300gくらいです
- 卵1こ
- 米粉(大さじ4、5杯は使いました)鶏肉全体にまぶす用です
- お好みで塩、こしょう(私は小さじ4杯くらいは入れます)
- 好きなハーブ(今回はパセリを小さじ2、オレガノを小さじ2杯入れました)そのほかにはバジルを入れるとイタリアンな感じに、タイムを入れるとお肉の臭みが消えてクセのない味になったりおいしい組み合わせがあるのでいろいろ試してみてください。
- ふわふわめの衣が好きな人は重曹小さじ1杯
ピカタのレシピ
鶏肉をスライスする
厚みは2、3センチくらいで良いかと思います。スライスした時点で冷凍保存しておくと使いたいときにひと切れサイズの鶏肉がすぐに使えて便利です。
スライスした鶏肉に塩、小麦粉をまぶす
私は米粉を使ってます。その他にも片栗粉やら小麦粉などまぶす粉によって風味が変わってくるのでお好きなものをどうぞ。
調味料を入れて、卵を混ぜる
今回入れたハーブはパセリとオレガノです。1:1で入れました。塩とかコショウとかも一緒にいれます。
衣をふっくらさせたいので、重曹も小さじ1杯ほど加えました。重曹を入れたほうがピカタの中身の鶏肉自体もしっとりしました。おすすめです。
このあとは卵焼きを作るみたいに卵を箸で混ぜます。
卵をからませて鶏肉を焼く
油はお肉が焦げ付かない程度に薄くひきます。中火で4分焼いて裏返して4分焼きました。衣が剥がれてしまうのでお肉はあまり動かさないようにしましょう。箸で触りすぎるとピカタの衣が剥がれてしまって、せっかく閉じ込めた水分が外に出てしまうので注意してください。片面がしっかり焼けるまでそっとしておきます。
衣が破けてしまう場合は
フライパンに引く油の量を増やしてみてください。鍋の底に焦げ付いて引っ付くとピカタをひっくり返すときにベリっと衣が破けてしまう原因になるのでそれを防ぐことができます。
焼き始めはフライパンに張り付いて動かなかった鶏肉の片面は焼けてきたら、横から箸でそっと押すとフライパンに引っ付かずにスッと動くようになります。そうしたらひと思いに裏返してください。
このくらいで片面が焼けているのでひっくり返します。
なるべく触らない方が衣が美味しく仕上がります。油がはねて大変でしたら、フタをしておいても大丈夫です。
できあがりです。余ったピカタはラップをして冷蔵庫で保管しておくと2、3日以内ならオーブントースターで炙るとおいしく食べられます。ハーブを使うと風味が豊かになるのでおすすめです。
使い切れずに余った卵の液の活用法
少し鶏肉のはし切れなどを残しておいてそれをみじん切りにします。その細かくした鶏肉を余った卵の中に入れて混ぜます。卵がサラサラしすぎていてうまく鶏肉と絡まない場合は米粉か小麦粉を足して水分量を調節します。そしてそのお好み焼きのような生地になったものを中火で全て焼きます。卵の分量は多めになりますが、小さく切った鶏肉と卵がうまくからんで鶏肉味の卵焼き?のような美味しいものになります。そうすると簡単に余った卵を全部使い切ることができます。衣だけだと味気がなかったら試してみてください。
以上、鶏肉はジューシーで衣はふわふわのピカタのレシピでした
ピカタは様々なレシピがありますが、今回はなるべく鶏肉の水分を閉じ込めやすいように意識して作りました。
ピカタを作ってもなんかパサパサになってしまうとお悩みの方や味がイマイチでピカタは作ってない方などの参考になればうれしいです。味付けなんか苦手でも大丈夫です。ある程度の塩気とハーブの成分がそれっぽい味付けにしてくれるので少しくらい分量がおかしくてもなんとか仕上がります。火加減だけ気を付ければ良いので難易度は低めかと思います。衣に少しのチーズを加えると衣がよりしっとりするのでカリッとした衣よりしっとり系が好きな方にはおすすめです。
鶏胸肉で作るのが安価で試しやすいかと思いますが、鶏もも肉でも美味しいですよ。鶏肉ならどの部位でもいけそうな気がします。