2022/05/19
ハッカもミントのどちらも清涼感があって、食品などの身の回りで使用されていますね。
それぞれ、違う名前で呼ばれていてもその用途はとても似ています。
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ハッカとミントの区別
ハッカは和種ミントとも呼ばれています。日本で収穫されていて、細かく言うと北海道の北見ハッカがとても多いです。
メントールの成分が他のハッカよりも高いことが知られていて、抽出された製品が海外への輸出品として人気があります。
細かい成分の違いは品種によってもありますが、ハッカとミントの大きな違いはこのメントール含有量の差です。
なので基準がメントール含有量なので、メントールを精製した後のハッカからミント精油を抽出することもあるのです。
参考URL
株式会社北見ハッカ通商より引用
ハッカから採ったのにミント油と呼ぶのは不思議な感じです。
一定よりメントールが多いのがハッカ油で、少ないのがミント油のようです。必ずしも材料の植物が違うというわけではないのです。
ハッカとミントの使い分けはした方が良いのか?
厳密に使い分ける必要があるわけではありませんが、私はこんな感じに用途を分けています。
メントールの効果を利用したいときはハッカを使う
ハッカの香りは特徴が強いです。
虫除けや清涼感を得たいときはメントールが多い方が良いのでハッカがおすすめです。
また、精油と違って食用に使用できるハッカ油は手に入れやすいのでお菓子作りにも利用することができます。
ハッカの匂いが苦手ならミントを使う
ハッカ特有のスースーしたあのハッカ飴みたいな匂いが苦手で使い慣れない方はミントの香りの方がやわらかいので、使うときに抵抗が少ないと思います。
スペアミントなんかが良いと思います。
目や鼻にメントールがしみることが少ないです。ハッカよりも使用感はやさしいですが、緩やかな殺菌効果や虫除け効果なら期待できます。
ハッカだと肌に合わなくても、ミント程度なら大丈夫なこともありますよ。