2022/05/19
sponsored link
便秘の原因
同じ便秘と呼んでも原因は複数あります。そして原因によってやった方が良いことも違います。原因別に対応した方がより満足できる結果になると思います。
- 水分不足
- 油不足
- 食物繊維不足
- 体温の不足
水分不足
汗や呼吸などで毎日、たくさんの水分を消費しています。もちろん排泄の際にも水分を利用して老廃物を体外に出します。なので体の中の水分が足りていないと便に水分がうまく含まれずに硬くなってしまうのです。
お水を飲もう
ジュースやコーヒーではなくてお水を飲みましょう。おなかが冷えてしまう場合はお湯にお水を加えて飲むと良いですよ。同じ要領で水をお茶に混ぜて飲んでも大丈夫です。
油不足
太ることや胃もたれが原因であまりにも油分を摂取することを避け続けていると、それも便秘の原因になります。すっきりと便が出ることに油分は必要です。
肌がかさかさになっていたり、髪の毛のつやが悪いことも同時に起こっていたら油不足が便秘の原因の可能性が高いです。
酸化しにくい油を食べよう
油をとるといっても何でもよいという訳ではありません。古い油は腸内でべたついてしまうので酸化しにくい油を選んだ方が良いです。アマニ油や米油、ココナッツオイルなど体に良いと言われている油はたくさんあるので好きな物を選んでください。サラダ油以外はまあ、害は少ないでしょう。油でとるのが心配な場合はナッツ類とかの油分の多い食材を食べればよいと思います。
食物繊維不足
薬局の便秘薬コーナーに行けば書いてあることが多いです。腸管内のごみをまとめて押し出すために利用されています。ある程度の分量がないとうまく便が出ないからです。
野菜が嫌いだったり、外食が多いと必然的に食物繊維が少なめの食事になるのでその場合は気を付けて食べてみてください。
野菜が大変だったら、じゃがいもやわかめで食物繊維を摂る
野菜が嫌いでもジャガイモなら食べれる人も多いのではないでしょうか?家でポテトフライを作って食べると上の油不足と一緒に対処できるのでおすすめです。
野菜は食べる暇がなくて困っている場合は乾燥わかめでも食物繊維を摂ることができるのでスープや味噌汁に毎回入れて食べるのが一番楽だと思います。
体温の不足(冷え)
あまり聞かないかもしれませんが、体が冷えていても便秘になることがあります。
なぜなら、消化と排泄には腸の蠕動運動がとても大切だからです。
胃も消化活動をするときに膨らんだり、縮んだりしますが、腸も食べた物をうにょうにょと動きながら消化して時間をかけて体の外に送り出します。
そのときに体が冷えていると硬くなっているので腸がうまく動けなくなるのです。
腸は心臓やふくらはぎほどの強力な筋肉を持っているわけではないので、あまりにも周りの組織がカチカチになっていると重みで動けないのですね。
そうすると食べた物に心当たりが無くとも便秘気味という現象になるのです。体質的に便秘が多いと思っている方はこの冷えが原因かもしれません。
温める行動を増やす
東洋医学的な体の冷えの解消というのはこれをやったら必ず効果が出る対処が万人向けで存在しているわけではないので難しいのですが、考え方としては冷えにつながることを避ける、体を温める行動を増やすバランスで体調を整えていきます。
しかし、現代社会ではクーラーに砂糖に電磁波にコーヒー、年中食べられる夏野菜など体を冷やすものを挙げていくとキリがありません。
それに合わせてあれもこれも禁止してしまっては楽しみも減ってしまうでしょうから、代わりに体を温める行動を多めにすれば良いと思います。
体を温めると言われている食材を多めに食べる、お腹にカイロを張る、温泉に行くなど様々な方法があるのでいろいろとやってみて合うものを選んでください。
お腹をマッサージしたり、便秘に効くツボもありますね。スパイスを利用するのも良いですね。
当てはまりそうな原因はありましたか?体の解毒にとても大切なことなので解決することを願っています。